こんにちはー！レノンです！
今回は【86】についてのお話です。
【86】ってなぁに？っていう方もおられると思いますので一応ご説明をしますと、トヨタ自動車が発売するクルマの名前です。（本投稿写真はトヨタGR86パンフレットの抜粋）
1983年式AE86
私は若い頃、AE86という車体型式のトヨタ【スプリンタートレノ】（白黒ツートンカラーのパンダトレノ）に乗っていました。アクセルを踏んだ途端に吹き上がる応答性の極めて良い1600cc4A-GEUツインカム16バルブエンジンに5速マニュアル。当時としては流線型のボディデザインにスポーティな足回りでドリフトも楽しいFRレイアウト。リトラクタブルヘッドライトとデジタルスピードメーター&LEDタコメーター。ドライバーズカーとしてメチャメチャ楽しいクルマで、乗り込むだけでワクワクドキドキできるクルマでした。
AE86トレノ（トヨタGR86 BRAND BOOKパンフレットより）
AE86レビン（トヨタGR86 BRAND BOOKパンフレットより）2012年式TOYOTA86
兄弟車であった【カローラレビン】と共にAE86の型式を持っていて2012年に発売された【トヨタ86/スバルBRZ】は、そのDNAを継承したクルマです。トヨタの企画とデザイン、スバルの開発と生産という、良いところを合わせ持っていて、エンジンだけを見てもトヨタのD4技術とスバルの水平対抗の技術を合作するライトウェイトFRスポーツカーでした。たた、個人的には【トヨタ86】のデザインはどうも苦手だったんですよね。いかにも格好の良いスポーツカーを作りましたよっていうヘッドライトの形状とか、少し安っぽい簡素なインパネ周りとか、トヨタがしそうなあざとい感じとヒエラルキーな感じのデザインが気になっちゃいました（オーナーの方すみません）。
トヨタ86（トヨタGR86 BRAND BOOKパンフレットより）2021年式GR86
ところが、2021年発売の【GR86/スバルBRZ】は、デザインが秀逸で、ある意味驚きました。トヨタらしくないデザインに好感が持てたんですよね（笑）。トヨタ2000GTにも繋がる素直なスポーツカーのデザインだと思います。ヘッドライトもラグビーボール型で飽きが来ない感じがしますし、タイヤハウスに風が抜けるデザインもその効果の程はわかりませんが、単なる飾りでは無くスポーツカーとしてのデザインになっています。この点では、いかにも新しさを強調している次期フェアレディZよりデザインが綺麗と思います（日産ファンの方すみません）。
2021年式GR86（トヨタGR86 BRAND BOOKパンフレットより）
同GR86（トヨタGR86 BRAND BOOKパンフレットより）いい大人が乗るのがスポーツカー
「免許を取って最初に乗ったのがAE86。そして人生最後に所有するクルマも86ってのも良いんじゃないかな」って個人的に勝手に考えてます（笑）。昔は若者が乗るのがスポーツカー。今はいい大人が乗るのがスポーツカー。これからGR86とBRZの両方を試乗してみて、ワクワク・ドキドキが感じられるのかどうかを試していきたいと思っています。それが無いなら・・・当面メルセデスオーナーを続けるつもりです。日本車を応援したいです。トヨタさん頑張れ！
