スマートな生き方

定年したら貯金は減らせ!

こんにちはー レノンです!

今回のテーマは、『定年したら貯金は減らせ』です

あれっ?

「貯金は増やせの間違いでしょ」

そう思った方もおられるでしょう

僕の言う『貯金を減らす』とは

「持っている資産を使ってこれからの人生を楽しむ」

ということです

YouTubeを見ていると

老後に備え「貯める・増やす・節約する・稼ぐ」の話ばかり

もちろんそれは大切なことですし

僕もこれまで実践して来たつもりです(笑)

でも最後には

「持っている資産は死ぬ時にはゼロにするのが良い」

と思っています

死んでからでは遅すぎる

死ぬまで資産を抱え子供達に残すのは

子供達が遺産分配する時に苦労するだけです

それぞれに家庭を持っているわけですし

仲が良かった兄弟が遺産分配に際し

急に仲が険悪になったという話は同年代の仲間内でもよく聞く話

親としては子供達が仲違いすることは望んでいませんし

いつまでも仲良くして欲しいと願っています

だから子供達に死んで遺産を残すというのは良くないと思うのです

渡そうと思うのでしたら生きているうちに渡す方が良いと思います

自分が年老いて

もし85歳で死ぬとしたら

子供たちも還暦近くの年齢になっています

でも

お金が必要なのはもっと若いころだと思うのです

自分の若いころのことを思い出すとそう思います

収入もそこまで多くなくて

まとまった資金は貯まっておらず

子供が産まれ色々と出費が嵩みます

良い教育も受けさせたいですし

色々遊びにも連れて行きたいです

持ち家の購入も考えたいです

そんな時期にはお金はいくらあっても足りなく無かったですか?

若い頃はやる気も気力も十分ですし

体力的にも色んなことに挑戦できる時期でもあります

ただ手持ちの資金がないだけ(笑)

ですから

本当に子供たちのことを思うのなら

自分が年老いて死んでからではなく

思い立った今こそちょこちょこ渡していくのが良いと思います

もちろん自分の生活を切り詰めてまで

という話ではありませんけどね

死ぬ瞬間の5つの後悔

オーストラリアのブロニー・ウェア(Bronnie Ware)さんは

介護の仕事で数多くの患者を看取った経験があり

多くの人が死に直面した時に後悔する内容が共通していることを知り

『死ぬ瞬間の5つの後悔』という本にまとめて出版されています

それによると

死ぬ瞬間の5つの後悔

  1. 自分に正直な人生を生きればよかった
  2. 働きすぎなければよかった
  3. 思い切って自分の気持ちを伝えればよかった
  4. 友人と連絡を取り続ければよかった
  5. 幸せをあきらめなければよかった

だそうです

3番目と4番目は人間関係についてですが

2番目は米国と日本では仕事に対する考え方が

少し違いますね

やりがいの有無で決めれば良いと思います

楽しく人生を送るために

無理せず働き続けるという価値観もあるはずです

完全にリタイヤするだけが幸せとは限りません

残りは1番目と5番目

将来のことを考えてお金を使うことを我慢して

自分が嬉しくなること

自分が楽しくなること

自分が幸せになることを

先延ばしにしていませんか?

お金は生きているうちに

後悔しないように

幸せになるために使った方が良さそうだ

そう思いませんか?

80歳、90歳、100歳まで生きられる保証はありませんし

あと1年しか生きられないと考えて

色んなことにチャレンジしたいと思います

生涯収支のライフプランシート(ファイナンシャルプランシート)を作る時も

収入と支出の見通しが見えてきた定年後だからこそ

精度が高く作れますし

お金をもっと有効活用し

人生を楽しく生きたいと思うのです

定年後は考え方をチェンジ

幸いにして米国株も日本株も上がってきていますので

僕もそれなりには資産が増えてきました

貯めて増やして行くことだけを考えてきたところから

考え方をチェンジする時が来ていると思います

終の住処も見つけましたし

子供達が成長して巣立って行きましたので

後は自由の身(笑)

定年後の第二の人生を考えた時に

地位や名誉にこだわる必要もありません

健康寿命は残り十数年です

楽しく活動的に人生を楽しむために

僕に残された時間はあまり多くはありません

お金は使ってこそ生きてきます

僕の場合は・・

『食べ歩き』と『ドライブ』が趣味です

そこに資産を使って人生を楽しみたいですね

『食べ歩き』は食べロガーとしてこれからも

外食しては情報発信を継続してこれからも長く出来そうですが

『ドライブ』の方はどうかというと・・・

やがては身体的に運転に不向きな時期が来ると思います

僕のマイカーは今年4月で11年目の車検を迎えます

車検や定期点検はディーラーでしっかりメンテしてもらっていますが

これからの十数年を共にするマイカー選びを

そろそろ始める時だと考える様になりました

マイカー選びって

検討している時も楽しいんですよね(笑)

目から鱗のDIE WITH ZERO

健康寿命を過ぎて

体の自由が効かなくなって来ると

体を動かす楽しみは出来にくくなり

結果的に出費は減少していきます

いつまで生きるかわからないからお金を残すのは

ちょっと違うと思います

僕が定年後のお金を考えた時に最も影響を受けたのは

『DIE WITH ZERO』という米国のビル・パーキンス(Bill Parkins)さんが書いた本です

同年代の皆さんにも是非お勧めしたい本です

きっと考え方が変わる目から鱗の本になりますよ

定年後のそう長くない残りの人生

貯めたお金は死ぬ時に使い切るつもりで

死ぬ時に後悔しないように

お互い思いっきり楽しみましょう!

あなたなら何にお金を使いますか?

何をすると幸せを感じられるでしょう?

ABOUT ME
レノン
レノンといいます。定年再雇用のサラリーマンです。僕が、悩みながらも将来に備えやってきたこと・失敗したことを情報として発信しています。悩める同年代へのエールとして、若い方には参考として読んでいただければ嬉しいです。人生は楽しんだもん勝ち。ブラピ&ジョニデと同い年(笑)。まだまだ人生楽しむぞ!
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