趣味を楽しむ

シニアこそ東京を楽しもう 1/2

こんにちはー レノンです!

今回は、東京観光1泊2日の旅のお話し。

私は大阪人ですが、長男は大学入学以来、就職後も継続して東京に住んでいます。今回、長男の婚約者のご両親との顔合わせ目的で、東京へ1泊2日の旅となりました。延長された緊急事態宣言もなんとかギリギリ解除されましたので良かったです。私は、若い頃には仕事の関係で埼玉(大宮)・東京(大森)・千葉(本八幡)・神奈川(辻堂)と約10年間、首都圏に住んでいましたが、近年は首都圏に出向くこともほとんどなくなっていましたので、久々の東京観光となりました。

伊丹から羽田へ

貯めたJALマイルを使って伊丹空港から羽田空港へ向かいます。仕事で多く乗ったJAL。お陰様でJALグローバルクラブ(JGC)という上級会員になれたのでJALさくらラウンジが使えます。コンビニで買った巻き寿司を持参してラウンジでゆったり朝食としました(笑)。

JALラウンジにてJALラウンジにて

台風が首都圏にきていたのでやや不安があったもののなんとか飛んでくれました。少しの間乗らなかっただけでJALの機体も最新のB787-8型になってて素敵です。パーソナルモニターで色々楽しめましたよ。台風が来ていたので機体が結構揺れましたが、なんとか無事に羽田到着です。宿は楽天トラベルで破格のプラン(禁煙ツイン素泊まりが8,500円税込)があったので京橋(東京)の『レム東京京橋』さんへ。緊急事態宣言の関係から全国的にホテルに空きが多かったから安かったのかな。眠ることに拘った寝具や照明、静かな室内で快適に過ごせました。

パーソナルモニターJALのパーソナルモニター

1000円の立ち食いそば

早速荷物を預けて向かったのは、高級な立ち食いそばの『港屋2』さん。『星のや東京』さんのビルの1階に入っています。そこは知っている人しか立ち入ることができないお店です(笑)。チケットを自販機で購入するのですが、真っ黒な艶消しの自販機が2台あるだけ。しかもメニューも『冷たい肉そば1,000円』の一択なのでめちゃシンプルです。これって自販機とは思えないですよね。

立ち食いそばの自販機立ち食いそばの自販機
チケットチケットもシンプル

お店の看板は外壁に小さなアルミプレートがあるだけ。立ち食い蕎麦屋さんとは思えません。店内は暗い上に撮影禁止だったので料理の写真が撮れなかったのが残念でしたが、濃色の美味しいお蕎麦がいっぱい入っていてお腹一杯になります。肉・ネギ・海苔もたっぷり。つけ汁は辣油が効いていて辛め。そばをすするとむせちゃうのでゆっくり食べるのがいいと思います。写真は店外から撮ったものです。

真っ暗な店内真っ黒な店内
外壁に小さな港屋2の看板外壁にとても小さな港屋2の看板が光ってます
小さな看板のアップ小さな看板のアップ

暴風雨から避難

台風の関係で、外は強い風の上に結構な雨。仕方がないので予定していた皇居外苑散策は中止。休憩したくても人の多いビジネス街のランチ時でしたから、次の予定場所の『国会議事堂前』まで移動します。東京メトロの24時間600円チケットを購入し地下鉄移動です。東京って地下鉄やJRが張り巡らされてて公共交通機関での移動がとっても便利ですね。まずは上島珈琲店東急キャピトルタワー店さんで避難です(笑)。このお店、ホテルの地下2階のお店なので綺麗なのに空いてて嬉しい。雨で濡れ冷えた足元に温かくてたっぷりのミルク珈琲が美味しかったです。

ブルボンヴァニラ無糖ミルク珈琲Lサイズブルボンヴァニラ無糖ミルク珈琲Lサイズ640円税込

国会(参議院)見学

『国会議事堂前』駅に移動した理由は、国会(参議院)見学のためです。事前に電話予約して訪問です。国会って遠い昔いつかの日に修学旅行で国会議事堂前を観光バスの車窓からちらっと見たっきり。ましてや入ったことなどなかったのですが、この歳になり一生に一度は見ておきたいなと思い予約しました。見学は16時からでしたが15時40分集合し持ち物検査があります。実際には暴風雨の中でしたので、早めにと15時15分頃入りました。お陰で見学前にお土産物コーナーで『衆議院のメガネ拭き』を記念購入出来ました(笑)。

お土産コーナーのメガネ拭きお土産コーナーのメガネ拭き

本来なら、国会議事堂を正面から撮影したかったのですが、雨風が強く外に出られる感じでは無かったので、展示室内の模型写真で我慢です(笑)。国会議事堂は、昭和11年(1936年)11月に建設されました。当時は日本一の高さを誇り、永田町の高台に美しいみかげ石で装われた議事堂が「白亜の殿堂」と賞賛されていたそうです。地上3階(中央部分4階)、地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物です。

国会議事堂全景模型国会議事堂全景模型

国会議事堂は、荘厳な作りで、『ドアの鍵』などの当時の日本に無かったもの(当時の日本ではドアに鍵をかける習慣があまり無かったのです)を除けば、ほぼ国産の材料を使って建造されていました。当時の日本人の強い意志が感じられます。

中央広間の装飾中央広間の装飾
議事堂中央の高い天井議事堂中央の高い天井

議事堂は正面から向かって右が参議院、左が衆議院とピッタリ半分に分かれていて、ちょうど真ん中の廊下に立って足元を写してみました(笑)。

参議院と衆議院のちょうど境目参議院と衆議院のちょうど境目

この両院の境目から眺めると左右に長い廊下が見られます。赤いカーペットが敷かれていて、お年寄りにも優しそうです。国会議事堂の長さは206.36mですので、写真の奥までの長さは約103mになります。写真は衆議院側の廊下です。多分(笑)。廊下と階段は赤いカーペットが敷かれていて、その長さを足すと4kmになるそうです。メンテする時が大変そうです(笑)。

廊下や階段に敷かれる赤いカーペット廊下や階段に敷かれる赤いカーペット

参議院議場は思ったほどには広くないように感じられました。傍聴席から写真を撮りましたが、傍聴席の前には各マスコミ報道の席があり、各社によって席が決まっていてカメラ三脚が手摺りに固定されていました。議場の一番奥には、天皇陛下がお座りになるお席が設けられていました。年に数回ご使用になられるようです。

参議院議場参議院議場
マスコミ席は各社固定。カメラ固定台ありますマスコミ席は各社固定でカメラ固定台あり
一番奥は天皇陛下のお席一番奥は天皇陛下のお席

天皇陛下の控室は、御休所(ごきゅうしょ)と呼ばれていて、国会開会式の当日、陛下は議事堂にお着きになると、まずこちらにお入りになります。議事堂の中で最も華麗な造りとなっているそうです。こちらでお一人で待たれるお姿を想うと、陛下ってちょっと孤独なんじゃないかなと思ってしまいます。

御休所の造り

この部屋の造作には本檜(ほんひのき)を用い本漆塗り仕上げで、随所に透かし彫り金メッキ飾り金具が打ってあります。床は寄木貼りの上に絹緞通(きぬだんつう)が敷かれています。壁の下の部分には朱色の華山織(かざんおり)、上の部分には黄色の七子織(ななこおり)に花文と金糸の霞、鳥文(とりもん)を刺繍しています。暖炉は静岡県産の大理石「紅葉石」に花文を彫刻し、鏡回りの円柱は乾漆(かんしつ)です。天井の格間(ごうま)には錦織が貼られています。扉は漆塗りの高蒔絵(たかまきえ)に螺鈿(らでん)をちりばめ、ドアノブ、錠などの金物はすべて金メッキ仕上げとなっています。(枠内は参議院HPより引用)

御休所(ごきゅうしょ)御休所(ごきゅうしょ)
天皇陛下のお席展示室に天皇陛下のお席が置いてあり間近で見られます

やはり、国会議事堂って特別の存在ですね。建築当時の日本国民の強い思いが感じられ、今でも特別な空気感を感じます。ちょっとでも興味が湧いた方は是非見学してみてください。きっと満足できると思います(笑)。

晩御飯はポール・ボキューズさん

晩御飯はフランス料理で有名な巨匠の名のついた『ブラッスリーポール・ボキューズ銀座』さんです。ポール・ボキューズは、ジョエル・ロブション、アラン・デュカスと並ぶフランス料理の3大巨匠のお一人です(アランデュカス以外は逝去されています)。とはいえブラッスリーですからカジュアルに高コスパでいただけるお店でしたよ。『旬の味覚 本日のディナーコース全4品4,180円税込』をいただきました。美味しかった〜。

お店の外観
アミューズブーシュアミューズブーシュ
リヨンのスペシャリテ ピスタチオ入りソーセージのブリオッシュ 鴨のテリーヌ カンパーニュ風リヨンのスペシャリテ ピスタチオ入りソーセージのブリオッシュ 鴨のテリーヌ カンパーニュ風
パンパン
しっとりと火を入れた鶏胸肉とつぶ貝のフリカッセ ソースヴァンジョーヌしっとりと火を入れた鶏胸肉とつぶ貝のフリカッセ ソースヴァンジョーヌ
”ムッシュ ポール・ボキューズ”のクリームブリュレ”ムッシュ ポール・ボキューズ”のクリームブリュレ
ホット珈琲ホット珈琲
辛口ジンジャエール辛口ジンジャエールを加えて

さすが日本の首都東京です。こんな美味しいフレンチが手軽に食べられるなんて羨ましい。大阪でポールボキューズって言うとデパートで買えるパンだけです(笑)。

翌日の予定はまた次回にお話しします・・・。

ABOUT ME
レノン
レノンといいます。定年再雇用のサラリーマンです。僕が、悩みながらも将来に備えやってきたこと・失敗したことを情報として発信しています。悩める同年代へのエールとして、若い方には参考として読んでいただければ嬉しいです。人生は楽しんだもん勝ち。ブラピ&ジョニデと同い年(笑)。まだまだ人生楽しむぞ!
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