お金の節約術

老後のお金不安解消法【老後を幸せにする10箇条 その⑥】

ライフプラン

こんにちはー レノンです!

今回は、「老後のお金」のお話です

人生は100年時代と長くなりそうですが

定年再雇用で収入は減少するし

金融庁の公表を元に老後2千万円問題が話題になり

世の中には不安を煽る情報が色々溢れているので

老後のお金に不安を感じる方も多いと思います

そういう僕も不安を募らせている一人でした

でも・・・

そもそも【貯金】も【収入】も【使うお金】も人それぞれ違うはずなのに

纏めて不安を煽るのはちょっと違うのではと感じていました

だから闇雲に節約して貯金したり

とにかく投資に走ったり

なんとかなると鷹を括ったりする前に

自分自身の場合はどうなのだろうと考えていました

キャリアプランシート

そんな時に為になったのがキャリアプランセミナーでした

僕の会社では50歳過ぎの社員を対象にキャリアプランセミナーが行われます

これまでの会社員時代を振り返り自分の強み弱みを自覚して

これからのセカンドキャリアを考えるというものです

要は「老後のことを考えてちゃんと準備しましょう」という研修でした

その研修の中で一番参考になったのが『ライフプランシート』の存在

集合研修だったので一般論の説明しかなかったのですが

「もっと早く教えて欲しかった〜」が正直な気持ちでした

自宅のPCで「キャリアプランシート」や「キャリアプラン表」等とググると

Excel表や記入の仕方までたくさんの情報が出てきます

要は僕が知らなかっただけの話なのですが・・・(笑)

基本は単純な計算式

そしてこれこそ僕がお金の不安を解消した方法でした

ちょっと面倒くさいと思われるかもしれませんが

ちゃんとやれば誰にでも出来る方法です

お金の問題は単純な計算式です

『持っているお金』と『入ってくるお金』に対して

『出ていくお金』を見て自分の寿命までマイナスにならなければOK

ただそれだけです

「そんなの当たり前やん」と思うかも知れませんが

このお金のシミュレーションをする以外に

不安を解消する方法は無いと思っています

プラスになるなら新たにやりたいことのイベントを加えることもできますし

マイナスになるなら定年後働いて収入を増やすか

年金の受け取り時期を繰り下げて増やすか

生活費を下げるか固定費やイベントを見直すか等

人生プランが考えられるようになります

『ライフプランシート』はExcelになっていて

縦に「家族構成・ライフイベント・収入・支出・年間収支・貯蓄残高」を並べ

横に「現在から始まる西暦を100歳まで」並べたシートです

ライフプランシート作成の流れ

  1. まずは、家族の年齢を記入します。次に、車の買い替えや、住宅ローン、大きな旅行、子供達の教育費等の大きなお金の動きをイベントとして記入
  2. そして、労働年収、年金収入、投資回収などを収入欄に記入。年間生活費、前述のイベント費を支出欄に記入(※ただし収入からは所得税・住民税・社会保険料をざっくり比率でマイナス)
  3. Excelの列を100歳まで作っていきます(健康年齢の75歳以降は支出も大きく減少する計画)

最初から正確なシミュレーションをする必要はなく

最初はざっくり作ってみて

それだけでも安心感が出て来ました

そして少しずつ正確なデータに書き換えていくと

それに伴って不安が少しずつ減少していきます

作成のネックは『生活費』と『税金』

これを作成する方法として

収入についてはサラリーマンなので凡そ想定が出来たのですが

難しかったのは月々の支出をどう見るかでした

クルマや家財の買い替えやメンテ費用はざっくり試算できたとしても

月々の『生活費』が見えないと正確なライフプランにはなりません

家計簿をきっちり書いている人はそのままですぐに分かると思いますが

我が家はざっくり管理だったので

月々平均どのくらい使っているのかよく分かりませんでした(笑)

生活費は『マネーフォワードME』で見える化

そんな時に知ったのが『マネーフォワードME』の存在でした

マネーフォワード MEは簡単に家計簿をつけてお金の管理ができるアプリ

銀行口座や証券口座やクレカや電子マネーなどの

お金の出入りを一括して自動的に纏めてくれるというシロモノ

1年間運用すると毎月平均いくらの生活費を使っているかが分かり

ライフプランシートが正確になりました

無料版でも連携口座4件まで1年間使用できますので

無料版で始めてみ見るのが良いかと思いました

我が家は無料版からスタートし有料版に移行しました

サブスクで月々500円(年間5,300円)とちょっと高いですが

クレカ不正利用の監視にもなるし

クルマ、保険、外食、趣味、携帯、サブスク等の固定費見直しにも使え

老後のお金不安解消のための費用と割り切って使っています(笑)

家計簿アプリイメージ家計簿アプリイメージ

税金対策は『ファイナンシャルプランナー』で解決

ライフプランシート作成のもう一つのネックが税金でした

iDeCoやNISA、所得税・住民税・社会保険料、扶養控除、ふるさと納税等々

色々な税金があって色々な節税策があって

もう何が何やら・・・(笑)

サラリーマンやってると仕組みを知らなくても

基本は会社がやってくれていましたが

リタイヤしたら会社任せにはできないですし

新NISAや扶養控除や年金制度の見直しなど

これから社会情勢の変化に合わせて仕組みが変化していく状況

これからの老後を見据え一人一人にあった節税対策は

結局自分で勉強するしか方法が無いんじゃない?

と考えて ライフプランの設計が出来るお金の専門家である

ファイナンシャルプランナーの資格をとりました

所得税・住民税・社会保険料や年金の仕組み等々

還付や給付などは申請主義で作られている仕組みなので

知らないと損をすることが多いことも分かりました

結果ライフプランシートの正確性も高められましたよ

個人事業主の方なら定年もなく働き続けることで

老後のお金の心配が必要ない方もおられるでしょうが

サラリーマンなら老後のお金不安解消策として

僕のような方法もあるということで・・・

これから定年を迎える方や定年後の生活を送られている方の

参考になれば嬉しいです

結局お金の勉強が必要でした結局お金の勉強が必要
ファイナンシャルプランナー
ABOUT ME
レノン
レノンといいます。定年再雇用のサラリーマンです。僕が、悩みながらも将来に備えやってきたこと・失敗したことを情報として発信しています。悩める同年代へのエールとして、若い方には参考として読んでいただければ嬉しいです。人生は楽しんだもん勝ち。ブラピ&ジョニデと同い年(笑)。まだまだ人生楽しむぞ!
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