考えていること

ウクライナ侵攻の最悪シナリオ

ロシアがウクライナに侵攻

こんにちはー レノンです!

今回は、ウクライナのお話です。

このブログのテーマ「シニアの趣味と生活改善情報」からすると、ちょっとずれてしまいますが、ここ数日のニュースを観ながら両国の状況を見るにつけ、とっても気掛かりなことがあるのでブログにすることにしました。

ロシアがウクライナに全面侵攻の事実

ウクライナ東部のドネツク州&ルガンスク州にいる親ロシア派武装勢力が、2014年に一方的にドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の独立を宣言。

今回、ロシアがこれを承認。ウクライナに痛めつけられているこの両地域を支援するとの大義で、ロシアがウクライナのNATO入りと武装解除を要求して侵攻。

ドネツク州&ルガンスク州のみではなく、首都キエフをも含めたウクライナ全体に侵攻を始めました。

戦車戦車
ロシアとウクライナロシアとウクライナ

ロシアから見たウクライナ

旧ソ連時代、ウクライナはソ連邦の一部でした。プーチン氏はソ連崩壊を体験してきた人物です。そんなウクライナが、西側諸国の北大西洋条約機構NATO(North Atlantic Treaty Organizationの略)への加盟を目指していることが、プーチン氏は許せなかったんだと思います。

ロシアからすれば、ロシアの隣国であり元は兄弟国のような存在であったウクライナが、ロシアの脅威国になるんですからね。

旧東欧諸国でもNATO加盟国が増加傾向にあり、ロシアは自国を守る観点からこれ以上NATO加盟国が増加することを許せなかったんだと思います。

ロシア国旗ロシア国旗

ウクライナから見たロシア

過去のウクライナは、ソ連邦の傘下に組み入れられたり、ドイツに占領されたりして、侵略・抑圧・強制労働などを強いられてきた経験があります。そんな中、国家の自治・独立を守る必要性を身に染みて感じていて、自国を守ることについては強い意識を持っています。

東欧諸国の多くが、共産圏に組みするのではなく、NATO加盟に進んでいく姿は、共産主義国に住むことの現実を知っているからこその選択であると考えられます。

ウクライナ国旗ウクライナ国旗

米国から見たウクライナ侵攻

今回、ロシアによるウクライナ侵攻にあたり、ロシアと米国には、外交的交渉が行われてきました。そんな外交交渉の中で米国が話した内容にびっくりしました。

それは、「軍事作戦ではなく経済制裁を行う」旨の交渉です。

これは、「プーチンが軍事侵攻しても、米国は動かない」と言っているのと同じです。当然、攻め込みたいプーチンの後押しになっていますよね。

ひょっとすると、バイデンはロシアにウクライナ侵攻をさせたかったのかも知れません。

米国では、7.5%に及ぶインフレが発生し、国民の不満が高まっています。バイデン政権への支持率も下がっています。そんな中、政策金利は0%金利です。

このインフレ率と政策金利の大きなギャップは、過去に経験のない異常な状態です。これを打破するために、有事を誘発させて経済を後退させ、インフレ抑制につなげる。

インフレが落ち着けば、国民の不満は低下し、バイデン不支持よりも、不満や関心をロシアに振り向けるも可能となります。

バイデンにとっては、ロシアのウクライナ侵攻はメリットがあるわけです。

米国旗米国国旗

中国から見たウクライナ侵攻〜最悪シナリオ〜

では、中国はこの戦争をどのように見ているのでしょうか?

ロシアが、東欧諸国を手中に収めたいのと同じように、中国は尖閣・台湾・沖縄を手に入れたいと考えています。中国は、「尖閣は台湾の一部」「台湾も沖縄も中国の一部」と明言しています。どの順番になるかはわからないものの、尖閣・台湾・沖縄の3つを手に入れたいようです。

今回の、ロシアによるウクライナ侵攻は、中国にとって絶好のロードマップを提供することになります。

以下、最悪のシナリオを考えました。

ロシアによるウクライナ侵攻

  1. ロシアがキエフを制圧する
  2. 国連は軍を出せない(ロシア否決)、NATOは非加盟ウクライナに軍を出さない
  3. ウクライナは孤立してロシアと戦う
  4. ゼレンスキー大統領とその一家は殺される
  5. 親ロシア派の新政権がウクライナに樹立する
  6. ロシアは世界各国から経済制裁を受けるが中国との貿易で安泰
  7. ※プーチン氏の多くの個人資産は既に安全避難済み
  8. 世界の経済制裁は、人々の関心とともに薄れていく
  9. ウクライナは新政権の元 ロシアの一部になる

この状況を静観していた中国は、この動きを見てロシアと同じ行動をとる

中国による尖閣・台湾侵攻

  1. 中国は、パラリンピック終了後に「尖閣」に侵攻する
  2. 国連は軍を出せない(中国否決)、NATOは非加盟の台湾・日本に軍を出さない
  3. 日本は「専守防衛」で手が出せず尖閣を占領される
  4. 日本及び世界各国はこれを強く非難し経済制裁発動 ロシアとの貿易維持
  5. 中国が台湾侵攻 台北は中国軍の圧倒的軍事力で制圧される
  6. 蔡英文総統およびその一家が殺される
  7. 親中国共産党の新政権が台北に樹立
  8. 世界各国は静観し中国を強く非難し経済制裁再強化発動
  9. 中国はロシアとの貿易を維持確保
  10. ※習近平氏の多くの個人資産は既に安全避難済み
  11. 世界の経済制裁は、人々の関心とともに薄れていく
  12. 尖閣・台湾が中国領土になる
  13. 中国は、沖縄には米軍駐留があるので今回は手を出さない
中国国旗中国国旗

最後に

もちろん、こうなってほしい訳ではありません。こうなってほしくないから、政府はなんとかこの状況に対して予期して備えてもらいたいのです。

憲法9条があるから大丈夫なんてのは真っ赤な嘘。ロシアや中国にそんなの効く訳がない。はっきりしましたね。

国連の拒否権を持つ常任理事国が、一方的な侵略戦争を仕掛けたわけです。

「まさかこんなことはしないだろう」が、無い世界になりました。

さて、中国は何もしないと言えますか?

このブログ(僕の気掛かり)が、単なる杞憂で終わり、「意味のないブログだったなー」と思える結果になることを祈ります・・・。

ABOUT ME
レノン
レノンといいます。定年再雇用のサラリーマンです。僕が、悩みながらも将来に備えやってきたこと・失敗したことを情報として発信しています。悩める同年代へのエールとして、若い方には参考として読んでいただければ嬉しいです。人生は楽しんだもん勝ち。ブラピ&ジョニデと同い年(笑)。まだまだ人生楽しむぞ!
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