スマートな生き方

網膜剥離の前兆・症状・手術

入院のベッド

こんにちはー! レノンです。

今回は網膜剥離についてお話しします。

私は数年前に網膜剥離になりました。これまで大病らきしき大病など患ったこともなく,

いたって健康な身体を授かったことは両親に一杯感謝するほどだったのですが、そんな私が、いきなり1週間の入院となりました。

しかも、水曜日に初めて近くの町のA眼科を訪れ、金曜日には手術のため専門病院に入院していました。

1、網膜剥離って

網膜剥離ってご存知ですか?私は、「名前だけは聞いたことある」くらいの知識でしたが、まさか自分の身にのしかかってくるとは思っていませんでした。

網膜剥離とは

眼球の内側にある網膜という膜が剥がれて、視力が低下する病気です。最悪は失明します。網膜とは、目の中に入ってきた光を刺激として受け取り、脳への視神経に伝達する組織で、カメラでいうとフィルムのはたらきになります。

私が、町のA眼科を訪れた理由は、視野内に違和感があったからです。決して痛みがあったわけでも視力が低下したわけでもありません左目の視界の左下の隅っこの方の映像がちょっとだけ歪んで見えたんです。

具体的に気づいたのは、階段を登るとき、左目の視野の中の左下の隅の方で階段の直線部分が曲がって見えたんですよね。それ以外には何も症状がなかったんですが、なーんか気持ち悪かったので、出張直前の空いた時間に町のA眼科に念のために立ち寄ったんですよね。

そこで、「失明の可能性あります。至急専門病院へ行ってください。」って言われ、もうびっくりです(*_*)。しかも、出張予定あり、来週にできないか話したところ。

失明してもいいのなら・・・」って言われちゃいました。そのまま出張をキャンセルし、その足で専門病院の外来へ向かいました。そこで網膜剥離の正確な診断が下され、2日後に入院です。

この日を遡ること数年前に、実は前兆らしきものがありました。それが飛蚊症。視野の中に蚊のようなものが飛んでいるように見えるあれです。飛蚊症が気になって町のB眼科にかかったときに、「老化です」って聞いていたので気にしていなかったのですが、A眼科からは「前兆だったのではないか」と言われました。

2、手術は怖い

いきなり脅してすみません。先に言っておきますが90〜95%成功する手術だそうです。でも、症状が悪化してからでは成功確率が60%などに低下するそうで、視力低下等が起こる事もあるらしいです。ですから早期の手術が必要なんだそうです。

さて、手術ですが、私の場合は部分麻酔だったので、ずーっと眩しい光が見えてました。痛いくらいに眩しかったです。麻酔の後、眼球に3本の針(硝子体除去・照明・液注入)が差し込まれ・・・、おまけに眩しい光の中に針が入ってくるのも見えてました。その見えてる感じが怖かったです(笑)。

ただ、まな板の鯉ですので、なるようにしかなりません。剥がれかける網膜を眼球に貼り付けるため、眼球には医療用のガスが注入されて手術は完了です。

手術は2〜3時間で終わりますが、怖さで疲れました(笑)。手術後は1週間入院が必要。貼り付いた網膜を安定させるために、昼も夜もうつ伏せ他ままの姿勢が必要なんです。

眼球のガスは身体の中に徐々に吸収されてゆき、やがて無くなりますが、その途中(ガスが身体の体液で満たされていく間)は、目の中にチャポンチャポンと液体が動くのが見えます。上下が逆で上から下に液面が下がっていきます(銀塩カメラのレンズ映像と同じ構造みたいです)。なんとも不思議な体験でした。

入院を経験して感じたことは、病院で働く人たちって凄いなってこと。サポートしてもらっているのをひしひしと感じました。

お医者さん、看護師さん、薬剤師さん、介護師さん、清掃員さん、事務員さん、調理師さん、警備員さん。色んな方々が入れ替わり立ち替わり色々と関わって頂けるんです。病院って凄いね。医療レベルの高さや大変さを肌で感じることができました。感謝感謝です。

3、術後の経過

おかげさまで、手術は成功し、なんとか退院。ありがたいことに視力も元に戻ったのですが、3ヶ月くらいは見え方が安定せず老眼ですので、安定してから老眼鏡を買い直したり・・・1ヶ月・3ヶ月・半年と定期検診を受けましたが、なんとか無事、網膜が貼り付いていてくれるようです。目って、大切ですよね。術後安定しない時は、何をするにも根気が続かずでした。

自分だけは健康だから大丈夫って思ってても、いつ病気になるかわからないものであると実感しました。目は酷使せずに大切にしましょう。PCはブルーライトカットがベター。また、病気の前兆については、気になるならセカンドオピニオンを受けるのも必要であると思います。

以上、経験談でした。万一の際の参考になれば嬉しいです。

 

ABOUT ME
レノン
レノンといいます。定年再雇用のサラリーマンです。僕が、悩みながらも将来に備えやってきたこと・失敗したことを情報として発信しています。悩める同年代へのエールとして、若い方には参考として読んでいただければ嬉しいです。人生は楽しんだもん勝ち。ブラピ&ジョニデと同い年(笑)。まだまだ人生楽しむぞ!
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