こんにちはー レノンです!
今回は、「カムカムエヴリバディ」。そう、ラジオ英語会話を軸とした「安子、るい、ひなた」の三世代に渡る物語=NHKの朝ドラについてお話します。
カムカムの楽しさ
脚本家がいい
脚本家は藤本有紀さん。娘のるいが傷を見せながら「I hate you」の言葉で安子を締め出すシーンは衝撃的。
これを最後に別れることになった安子とるいが、その後どうやって打ち解けていくのかが、気になって気になって(笑)。
安子(やすこ)って、「あんこ」とも読めるし、だから「餡子」であり、「アニー」なんですね。
シナリオが全てしっかり回収されていくので、展開が楽しい。
女優がいい
「安子役の上白石萌音、るい役の深津絵里、ひなた役の川栄李奈」3人とも凄い役者ですね。
深津絵里の表情凄いね。思い出すだけで泣けてくる。
川栄李奈なんて、AKB48の落ちこぼれだったのに(笑)。女優として凄い才能を発揮しています。
小道具がいい
時代の変化に合わせて、ラジオがどんどん変わっていく。大きな古いラジオが、どんどん小型化されたり、ポケッタブルになったり、ラジカセに変わったり。
ガジェット好きとしてはこれも楽しい。おじさんの僕が、生きてきた時代がそこにあるから、さらにハマるのかな。
曲がいい
オープニング曲は、AIが歌う「アルデバラン」です。現安子役の森山良子の息子である森山直太朗が作詞作曲しています。
「アルデバラン」とは、おうし座で最も明るい恒星であり、アラビア語で「後に続くもの」という意味があるらしいです。カムカムが、3世代に続く物語ですから、アルデバランも意味があったんですね。
元々おやじは、AIがそんなに好きではなかった(笑)。でも、この曲だけは、YouTubeで調べて、何度も繰り返し聞き直しています。
この曲は、きっと、AIの代表曲になると思います。
あまちゃんの楽しさ
朝ドラって、駄作が多くて(関係者及びファンの方にはすみませんm(_ _)m)、これまで関心があった作品って少なかったんですよね。
僕が過去にハマったのは、宮藤官九郎(クドカン)が脚本を書いた、『あまちゃん』です。2013年上半期の放映でしたから、もう9年前になるんですね。
誰も悪者がいないクドカンの脚本。だから全ての役者が楽しそう。そして予想外で破天荒なストーリー。『天野あき』役の能年玲奈(現在は「のん」)の『猫背とキラキラ輝く目』が印象的でした。
8時の地上波より先に、BSでは7時半に放映されるんです。僕は、朝一番に観たかったので、もちろんBS派。おかげで朝早起きになりました(笑)。
そして、終わっちゃった後には、御多分に洩れず『あまロス』になりました。なんだか朝の時間に空虚感が漂いました(笑)。素晴らしい作品ですよね。今でもHDDに全部録画してあります。もちろん消せません(笑)。
最近、娘が「全部は観たことない」っていうので、第一話から観はじめました。
が、オープニング曲が流れた時点で、おやじは涙が溢れてきました(笑)。
カムカムロスが来る!
あまちゃんが「あまロス」なら、カムカムエヴリバディは「カムカムロス」。
このままでは、おじさんは、カムカムロスを起こすのではないかと、今から心配です(笑)。